どうも。あっきーです!
今回は生物シリーズは「マンボウ」の生態について紹介したいと思います!
マンボウってみんな知ってますよね?
でも彼らをよくよくじーっと見てると、
「なんか変わった姿してんなぁ~」
と思いませんか!?
そんなマンボウの生活とかも詳しく掘り下げていきたいと思います。
マンボウの種類
フグ目マンボウ科マンボウ属に分類されます。
英名は「Sunfish」
大きい個体で全長が3m、体重は2tにも
日本近海に生息するマンボウは標準和名の「マンボウ」の1種類だけだということにされていましたが、形態が違う「ウシマンボウ」、そして「カクレマンボウ」の3種類だということがわかりました。
「カクレマンボウ」の発見は125年ぶりの世紀の大発見となったそうですよ!
マンボウの赤ちゃん
マンボウ属の稚魚の状態では身体がトゲトゲしていて成長するにしたがってなくなっていきます。
まるで金平糖みたいですね。
1㎝弱という小ささなので水中で見つけるのは至難の業ですね。
これだけ見るとマンボウの赤ちゃんとは思えないですね!
また謎なのがこの稚魚がどこで生まれ、どう育っていくのかがほとんど情報を得られていないというのです。
小笠原諸島でごくまれに見られたり、沖縄で肉食魚の体内から発見されたりとそもそもめったに出会うことがないようです。
マンボウ (Mola sp.B)
標準和名で呼ばれている「マンボウ」そのものです。
特徴は舵ビレが波打っていることです。
おしりの方が餃子の皮みたいに波になっていますね。
ウシマンボウ (Mola sp.A)
比較的大型な個体が多いのがウシマンボウです。
特徴は舵ビレが丸く、頭とあごのあたりが隆起しています。
マンボウはロケットっぽい見た目に対して、ウシマンボウは四角い感じの見た目ですね。
カクレマンボウ (Mola tecta)
こちらが125年ぶりに新種として発見されたカクレマンボウ。
名前の通り隠れていたわけですね。
特徴は舵ビレに対して垂直に筋のようなもの(後延帯)が中央に見えます。
パッと見ではわかりにくいですがカクレマンボウは主に南太平洋に分布しているのでダイビングポイントで判別ができます。
マンボウの生態と行動
マンボウは世界中の温帯や熱帯の海に広く分布しています。
日本では夏から秋にかけて沿岸にやってきます。
マンボウは水深800mまで潜ることができますが、時々海面に体を横たえて日向ぼっこをします。
これは寄生虫を取ってもらったり、体を暖めたりするためだと言われています。マンボウは日光浴が大好きなんですね。
マンボウはクラゲや動物プランクトンなどを食べ、深海のイカやエビなども食べることがあります。
マンボウは小さな口を持っていますが、食欲は旺盛です。
マンボウは飛びぬけて多産で、3億個もの卵を産むと言われていますが、卵や稚魚は色々な動物に食べられてしまいます。マンボウは生き残りの難しい環境で育っているんですね。
マンボウは世界最大級の硬骨魚のひとつで、最大で全長333cm、体重2.3トンになります。
マンボウは大きくなればなるほど皮膚が厚くなり、成長すればライフルも通さないほどです。
マンボウは自分の体を守るために、海面からジャンプすることもあります。これも寄生虫を振り落とすためだと考えられています。 マンボウは自分の体を大切にしているんですね。
マンボウはダイバー以外の人間にとっても魅力的な魚であり、水族館などで見ることもできますが、やっぱり野生のマンボウを見てみたいものです。
ダイビングやシュノーケリングで偶然マンボウに出会うことがあるかもしれません。
海は繋がっているのでどこでどんな生物が現れたとしても不思議ではありません。
マンボウは人間に対してあまり警戒心がないので、近づいてくることもあります。もしマンボウと一緒に泳ぐことができるとしたら、とてもテンションが上がりますね。
マンボウは地方によっては食用にされることもあります。
マンボウの肉は白身で淡白な味ですが、寄生虫が多く含まれることがあります。マンボウの肝臓は毒があるので食べることができません。
マンボウの肉は串焼きや唐揚げなどにして食べることができますが、食べるときは注意が必要です。
一度は食べてみるのも面白そうですが、マンボウは食べるよりも見る方が楽しいかもしれませんね。
マンボウ最弱伝説なるものがめっちゃおもしろい!
マンボウに関する都市伝説的な話を知っていますか?
その内容は「マンボウは色々なところが弱くちょっとしたことでも死んでしまう」というものです。
「マジか!?」
となると思います(笑)
- 水面で日にあたっていたら鳥につつかれて死んじゃう←まぁそんなこともあるんかな~
- 水中の泡が目に入ったストレスで死んじゃう←びっくりしたんかな?
- 近くの仲間が死んだショックで死んじゃう←ただのめっちゃいいやつ
- 朝日が強すぎて死亡←水面あがってきたらアカン
他にも色々ありますが個人的にこれが特におもしろかったです(笑)
実は、本当のマンボウはこんなに弱くなく、はっきりデマであるということが証明されています。
こんなに浸透しているのはみんなのマンボウに対するイメージがそんな感じがするって思った人が多かったんでしょうね。
マンボウグッズが色々出てる!
ネットで見てて「あっこれ良いな」と思ったものを紹介します!
スマホケース
iphoneはXまで対応していて、アンドロイドの方もかなりいろんな機種に対応してくれています。
ほんわかなイラストで雰囲気出てます。
パンツ
バックにマンボウの親子がプリントされています。
めっちゃにこやかです。
これでいつでもどこでも一緒!?
お肉
食用としても紹介しましたが、ネットではお刺身用として売られていたります。
これで食通になれる!?
最後に
マンボウの生態と種類について参考になったでしょうか?
いまだ解明されていない謎多きマンボウ。
今後研究が進んでもっとすごい生態や新種も出てくるかもしれませんね。
実際にネットニュースやSNSではこれまでに出没したことがないポイントでマンボウが現れたケースもあるのでカメラ持ちはシャッターチャンスを逃さないようにしましょうね!
次潜るときは稚魚探しに行ってみよ~!
それでは楽しいダイビングライフを!