ダイビング器材BCDの使用目的と選び方について

どうも。あっきーです!

今回はBCDについてです。

このBCDを使いこなすことができればダイビングはずっと楽になることは間違いない物であり、かつ水中で自分の身を守るためにも必要な物なので正しい使い方を頭に入れておきましょう。

それでは内容に入りましょう!

 

BCDの使用目的

浮力調節具というもので空気を出し入れして浮力をコントロールするための空気を入れる袋のことです。

口から息を吹き込んで膨らませることもできますが、ほとんどの場合、タンクの空気を利用してBCDを膨らませるパワー・インフレーターを使います。

浮力を減らすには排気用ホースまたはバルブを使ってBCDから空気を抜きます。

 

BCDのタイプ

フロントマウント・タイプ、バックマウント・タイプ、ジャケット・タイプの3種類があります。

ジャケット・タイプを使用している人がほとんどだと思います。逆に今までダイビングをしてきてこのタイプ以外を使用している人をみたことがありません。それくらい今のスタンダードなのだと思います。

 

BCDの特徴

主な特徴は5つあります。

  1. 水面で体と器材の両方が浮くように、中に十分な量の空気が入らなければならない
  2. 空気を素早く簡単に排出できるよう、空気を入れたり、抜いたりするホースの口径は大きいものでなくてはならない
  3. タンクから空気を直接BCDに入れるパワーインフレーションシステムを備えていなければならない
  4. 間違って空気を入れすぎたり、浮上中に空気膨張が原因で破裂するのを防ぐためのバルブがついていなければならない
  5. 自分の体格に合ったサイズで、各所を調節できるものでなければならない

 

BCDの選び方

フィット感と快適性に加えてできる限り流線形に近い形状のBCDを選ぶようにします。

そのほかにはポケット、小物類を取り付けるリングなどがあると便利です。

 

BCDの素材

二重袋または1枚袋の構造になっています。

通常、1枚袋構造のBCDは、空気を内側に閉じ込め、破損や摩擦から保護する役割を果たすコーティングを施した生地でできています。

二重袋の構造は、空気を入れる内袋と、内袋を破損や摩擦から保護するナイロン製の外袋でできています。今は1枚袋のタイプが主流になっています。

 

使用準備

BCDに空気を入れない状態で、ストラップをきつくしたりゆるくしたりして、だいたいの位置を調節します。

そしてBCDを装着して体を前後左右に動かしても、ずれないように微調整します。

 

BCDの使用後の手入れ

BCDの外側に加え袋ーの中も真水ですすぐ必要があります。

袋の中をすすぐにはインフレ―ターホースから水を入れ、そのあと空気を吹き込みます。

BCDを上下左右にゆすって逆さにしてホースから水を抜きます。

 

おすすめBCD

TUSA CRESTLINE

ツサのクレストラインと呼ばれるモデルになります。

安価ながら必要な機能は備えていてコスパに優れた品だと思います。

背中にある縦溝に合わせてタンクがはまるようになっていて横ずれを防止してくれるのがいいですね!

TUSA BCジャケット クレストライン BC0601B M BK
TUSA

AQUALUNG ZUMA

アクアラングのズーマというモデルです。

特徴は軽さです。

市販されているBCジャケットでは最も軽いモデルでわずか2.2kgほどです。

海外でのダイビングで使いたい、飛行機の重量制限がネックに感じている方はおススメです。

AQUALUNG アクシオム i3

アクアラングのアクシオムアイスリーというモデルです。

これは僕が現在使ってるモデルでBCジャケットの中でも最上位にあたるモデルで価格も最上位です(笑)

ですが、やはりここまでのものだとショップのレンタル品のものと比べると違いがよくわかります。

一番の特徴は吸排気を行なうホースがレバー式になっていることだと思いますね。

一般的なBCは左肩に吸排気のホースがあり身体を起こしてホースを持ち上げて排気をしないとエアーが抜けにくい特徴がありますが、これは流線型を保ったままレバーの上げ下げだけで吸排気ができるので便利です!

あとはウエイトをBCに直接入れられるようになっていてウエイトベルトを巻く必要がありません。

また背中側にもウエイトを入れられるので分散して入れれば水中でのバランスの安定につながります。

これを着てからちょっとしたわずらわしや面倒が解消されてだいぶ楽になりましたよ!

今後長くダイビングを続けて行くなら値段分はすぐにペイできちゃうと思います。

 

最後に

BCDについて理解できたでしょうか?

重器材に分類されるBCDはなかなか購入する敷居が高いと感じると思いますが、自分用を持っていればいつもバラバラなタイプを着るより精神的に安心してダイビングを楽しめるかと思います。

あとは人の使ったものが嫌って人もいるかと思うのでそういう人も自分用の器材をそろえた方がいいと思います。

それでは楽しいダイビングライフを!

2 COMMENTS

海野ゆか

初めまして、質問失礼します。

アクアラングアクシオムi3を購入しようか検討中のもので、インフレーターが肩についていますが、洗う時難しいと聞いた事があるのですが、どのように中は洗うのでしょうか?

教えて頂けると有難いです。

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あっき―

こんばんは初めまして!
i3は吸排気レバー式のものですね。
こちらは肩にオーラルで吸気できるチューブホースが備えてあるので中まで洗うときはここから水を入れてあげれば洗うことができます。

とくに難しいということはありませんよ。

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