最適な視界と快適性を追求する!ダイビングマスクの選び方完全ガイド

どうも。あっきーです!

今回はダイビング用マスクについてです。

マスクも軽器材と言えどダイビングには必ず必要ですし、せっかく買った器材を長持ちさせるためにも手入れ方法について紹介します。

では内容に入りましょう!

マスクの使用目的

水中でものを見るためにはマスクが必要です。

ダイビングマスクは、水中での視界を確保し、目と顔を水から守るための重要なダイビング器材の一部です。

私たち人間の目には空気中での光の働きにしたがって物体にピントを合わせるようにできています。

水中では光の働き方が陸上とは違うので、すべてのものがぼやけて見えてしまいます。

そのためマスクをして目の前に空間をつくることで、水中でもはっきりとものを見ることができるようになります。

マスクは鼻が入るものでなくてはなりません。(潜行中にマスクの圧平衡をするため)

なので水泳用のゴーグルは水面で泳ぐには適していますが、スクーバダイビングには使えないわけです。

圧平衡については別記事で紹介しています。

圧平衡

マスクの種類や特徴について

構造とデザイン

レンズ: マスクの前面には、通常ガラス製のレンズがあります。シリコン製のリングでレンズが保持され、顔とのシールを確保します。

レンズ部分はテンパード・ガラスと呼ばれるもの(破損しても細かくなり危険な破片になる恐れが少ない)になっています。

シリコン製フェイスシール: マスクが顔に密着するために使われ、柔軟性がありシール効果が高いです。これにより水が侵入しにくく、圧力変化にも対応できます。

フレームの種類

フレームレス: フレームがないデザインで、視界が広くなります。シリコン製のストラップが直接レンズに接続されています。

フレーム付き: 通常、フレームがマスクの周囲にあり、それがレンズやフェイスシールを保持します。

レンズの形状

単レンズ: 一つの大きなレンズが使われており、視界が広くなります。

複数の小さなレンズ: 二つの小さなレンズが左右に分かれているデザインもあり、視野の調整が可能です。

ノーズピース

ノーズピースは、鼻に当たる部分で、柔らかいシリコン製で快適なフィット感を提供します。

ストラップ

マスクを頭に固定するためのストラップは、シリコン製で調整可能です。頭の後ろを通す部分が二重になっていることが一般的で、しっかりと固定できます。

レンズの補助機能

近視補正: マスクに度数が入ったレンズを取り付けられるものもあります。

カラーレンズ: 特定の光を遮断したり、視界を調整する目的で使われます。

シンプルな丸型のものから、ラップ・ラウンドと呼ばれる前面だけでなく左右にもガラス窓があり、視野を広げ周りがよく見えるようになっているものもあります。

今現在市販されているマスクのほとんどがロー・プロフィールと呼ばれる眼鏡のような左右にレンズがあるタイプです。

2眼式とよばれることが多く鼻が入るポケットがついていて、マスクのフレームから鼻が突き出す形になっています。

1眼2眼ともに見え方はほとんど同じなのであとは見た目の好みで決めてもOKです。

マスクの選び方

もっとも大切なのはフィット性と快適さです。

顔にフィットしていないと水中で水が入ってきてしまいストレスの原因になります。マスクを選ぶときは顔に軽く当てて鼻で息を吸います。

正しくフィットしていれば顔にぴったりくっついて、おさえがなくても外れません。

安いマスクと高いマスクの差
  • シリコンの質:シリコンはマスクの顔に当たる部分で、肌触りや耐久性が重要です。安いマスクはシリコンが硬くて不快な場合がありますが、高いマスクはシリコンが柔らかくて快適です。また、シリコンの厚さや形状もフィット感に影響します。
  • レンズの種類:レンズはマスクの視界を決める部分で、ガラスの質や加工によって違いが出ます。安いマスクはレンズが小さくて視界が狭い場合がありますが、高いマスクはレンズが大きくて視界が広い場合があります。また、レンズにはUVカットや度付きなどの機能が付いている場合もあります。
  • デザインやカラー:デザインやカラーはマスクの見た目に関わる部分で、個人の好みやファッションによって違いが出ます。安いマスクはデザインやカラーがシンプルで地味な場合がありますが、高いマスクはデザインやカラーがオシャレで目立つ場合があります。また、デザインやカラーによっては人気が高くて品薄になる場合もあります。

こんな違いがあったのね!値段だけ見て買っちゃうと後悔しそう。

一回買えば手入れで何年も使えるから質の良い快適なものを選んで欲しいな!

マスクの使用準備

新品のマスクには保護用の化学物質がコーティングされているので、その油膜を取り除く必要があります。

細かい研磨剤が入った洗剤をつけレンズの表面を優しくこすります。

次にマスクのストラップを調節してきつすぎない締め付けに合わせておきましょう。

マスクの使用後の手入れ

  1. 真水でよくすすぎます
  2. 直射日光を避けてよく乾かします
  3. 涼しい乾燥した場所に保管します

真水ですすぐことにより塩、塩素、鉱物などの腐食や劣化の原因となる物質を取り除きます。

直射日光の太陽光線はシリコンゴムにダメージを与え劣化が早まるので、日影がなければタオルなどをかけておきましょう。

鼻のポケットの部分やふちのゴムの中も汚れが溜まっている場合があるので指を入れてよくこすり洗いをしましょう。

売れているマスクランキングトップ5

GULL VADER

ガルのヴァイダーと呼ばれるモデルです。

僕が現在使っているのがこれで、値段はなかなかいい値段ですがフィット感や視界は良好で、感想としては「しっかりと作られている」といった印象です。

1枚ガラスで仕切りがなく、視界が広く見えるマスクです。

UV420レンズでUV・HEVを防ぎ、ソフトな顔当たりでマスク痕も付きにくいです。

写真映えもするので、女性にも人気です。

GULL MANTIS 5

ガルのマンティスシリーズです。

こちらは2眼タイプでカラーバリエーションも豊富でファッション性も兼ね備えていて選ぶのが楽しくなりますね。

GULL MANTIS LV

UV420レンズでUV・HEVをカットし、10°の傾斜角度で下方視界を向上させた高性能マスクです。

二眼式でカラーバリエーションも豊富で、男女ともに選べます。

GULL COCO

女性向けにデザインされた一眼式マスクです。

顔の小さい方にもフィットしやすく、UV420レンズでUV・HEVを防ぎます。

カラフルなカラーバリエーションが魅力です。

CRESSI F1

クレッシーはイタリアの老舗ダイビングブランドで、75年の歴史と100カ国以上での販売で世界的に有名なブランドです。

F1は、シンプルなデザインの一眼式マスクで、ローボリュームで排水がしやすいです。

レンズはテンパードガラスで、耐久性と透明度が高く、価格もややリーズナブルです。

いろんなタイプがあるのね!

中でもガルは日本人の顔に合いやすいマスクを目指して作っているから愛用しているダイバーも結構多いよ!

マスクとあわせて買った方が良いもの

マスクはそのまま使うと水中で曇ってしまい視界がとても悪くなってしまいます。

原因は体温と水温の差があることです。

ダイビングやスノーケリングなどの水中アクティビティでは、体温と周囲の水温との差が発生します。

この温度差により、マスク内で水蒸気が発生し、冷たいマスクの表面に接触すると凝結して曇りが生じます。

なのでマスク用の曇り止めを使うことでダイビング中やシュノーケリング中に起こりがちな視界の不安定さや曇りによるストレスを軽減し、水中の美しい景色を最大限に楽しむことができます。

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きつく締めてもマスクに水が入ってきてしまう対処法

実はマスクは緩すぎてもきつすぎても浸水の原因になります。

初心者など水が入ってこないようにきつく締めすぎる傾向がありますが、これはマスクのスカート部分がゆがんでかえって水が入りやすくなります。

なのでいつもダイビング中にマスクに水が入ってくるという人は少しストラップを緩めてみてください。

またマスクがずり上がってくる人は無意識に鼻呼吸をしてしまっている可能性があります。

マスクが曇って視界が悪くなるとさらにストレスになるので呼吸も意識してみましょう。

これらの不安を解消するには水中でいっそマスクを外してみることです。

オープンウォーターで習ったマスクなしでいるトレーニングをやったと思いますが、それをマスターすることによってストレスもグッと軽減させることができます。

  1. ストラップは締めすぎない
  2. 口呼吸を意識する
  3. マスククリアを練習する

最後に

マスクについて理解していただけたでしょうか?

マスク選びは実際に合わせてみて自分にあったものを選択しましょう!

それでは楽しいダイビングライフを!

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