どうも。あっきーです!
今回はレギュレーターについてです。
レギュレーターはダイバーのトレードマークだと思っていて、僕もダイビングをやってない人に話をするときに、「あの口にくわえて潜っていくやつだよ」って感じに話したりします(笑)
これをくわえることでいざダイビング!って気持ちにもなります。
このレギュレーターの仕組みや掃除方法についてお話していきたいと思います。
使用目的
タンクの中の高圧の空気を、人が吸えるようにするためのものです。
スクーバタンクの高圧空気を周囲の水圧と同じ程度まで下げ、息を吸ったときにだけ空気を送り出します。
空気の流れを調節することから、調節器を意味するレギュレーターとよばれています。
タイプ・特徴
タンクのバルブに取り付けるファースト・ステージと、マウスピースがついているセカンド・ステージという2つのステージがあり、スクーバ・タンク内の高圧空気は、この2つのステージを通って圧力が低下します。
ファースト・ステージは、高いタンク圧を周囲の水圧より7~10気圧ほど高い中間レベルへ下げます。
次に、セカンド・ステージがこの中間圧力を周囲の水圧と同じ呼吸しやすいレベルまで下げます。
レギュレーターには、タンク内にどれだけ空気が残っているかを示す残圧計やオクトパスと呼ばれる予備の空気源がついています。
オクトパスは緊急時に他のダイバーと1本のタンクの空気を共有する場合に使います。
オクトパスはホースが長く、ほかのダイバーが簡単に見つけられるよう、鮮やかな色が使用されています。(ほとんどが黄色)
そして先端にカプラーと呼ばれる部品が取り付けられた中圧ホースもついています。
この中圧ホースは、BCDのパワー・インフレーターにつなぎます。
素材
ファースト・ステージはクロムメッキされた真鍮を使っている場合が多いですが、最高級モデルになるとチタン製のものもあります。
セカンド・ステージは、真鍮、衝撃に強いプラスチック、または両方の組み合わせでできています。
マウスピース部分はシリコンゴムでできています。
選び方
呼吸のしやすさという点で選びます。
最近のレギュレーターはレクリエーションダイビングにおいて性能は十分なので、あとは自分のよいと思ったものを選ぶといいと思います。
レギュレーター購入の際には、予備の空気源も一緒に購入することをおススメします。
使用準備
ダイビング直前のセッティング以外には特に準備は不要です。
付属品などの部品の取り付けは購入した店舗などのプロにお任せしましょう。
使用後の手入れ
しばらく水につけておいてから流水ですすぐのが最も良い方法です。そしてすすぐ際の注意点が3点あります。
- ファースト・ステージのダスト・キャップをしっかりと閉め、中に水が入らないようにします。
- ホースや水道から勢いよく出ている水ではなく、緩めに流れている水を使います。
- 水につけている時や、洗っている時にパージボタンを押してはいけません。(ホース内を水が逆流して入ってしまいます)
収納し保管する場合はレギュレーターのホース全体を大きな輪にまとめるようにするとホースを傷めません。
またぶら下げるより、平らにおいて保管した方が器材は長持ちします。
レギュレーターをいつでも安心して使える状態に保つには、点検はもちろん、定期的にグリスを塗り調節する必要があります。
なので少なくとも年に1回は専門のショップにオーバーホールしてもらうことが大切です。
呼吸しにくくなったり、空気が漏れだしたりした場合はもっと早めに点検に出しましょう。