ナイト・ダイビングは怖くない!魅力と注意点について

どうも。あっきーです!

今回はナイト・ダイビングについてです。

ナイト・ダイビングとは真っ暗な夜にダイビングをすることです。

夜に海に潜るのは確かに真っ暗でライトなしではまともに潜ることができません。

人によっては受け付けないという人もいるかと思います。

ですが夜の海は昼の海とまた違う姿を見せてくれます。

今回はナイトダイビングの魅力とナイトダイビングの疑問などについて紹介していきたいと思います。

 

ナイト・ダイビングの魅力

水中生物の観察

日が暮れてくると、海水中のエビやナマズのような夜行性の生物たちが活発に動き始めます。

魚など昼間のダイビングでは近づくことができない生物も、夜なら簡単に近づくことができます。

流されないように海藻に食らいついて眠るカワハギや、砂地をベッドにして眠る生物などがいます。

また日中は岩陰に隠れているウツボも夜になるとエサを求めて徘徊します。

ダイビング・ポイントの再発見

普段潜っているダイビングポイントでも、ナイト・ダイビングになるとまた違った景観や魅力を味わえます。

ナイト・ダイビングはよく知っているポイントでダイビングする新たな理由となります。

ダイビングをする機会が増える

普段、会社員など、昼間のダイビングは仕事の都合で週末の休日にしか行くことができないと思います。

ですがナイト・ダイビングは住まいが近い人ならば平日の仕事を終えてから潜るということも可能です。

色鮮やかな景観

水は色を吸収するので、深く潜るほど景観は色あせていきます。

ナイト・ダイビングは水中ライトもって潜るので、水中の本当の色彩だけを見ることができます。

 

ライトトラップで観察

ナイトダイビングの新しい楽しみ方として「ライトトラップ」と呼ばれる方法が広がっています。

海底にライトを設置して集光性を利用しておびき寄せ待ち伏せし観察するスタイルです。

プランクトンを始め、外洋の生き物や深海性の生き物も現れることもあります。

もちろんその時の海況や季節などで当たりはずれがありますが西伊豆方面ではリュウグウノツカイなどがよく見られたそうです。

夜の海を泳ぎ回るのが苦手に感じる人はこうしたスタイルで楽しむのもよいかと思います。

 

ナイト・ダイビングのストレスとトラブルについて

誰しもよくわからない夜道を歩くのは不安と恐怖を覚えると思います。

それが水中となると更に恐怖が増します。

水中ライトの光が届かないすぐそこに何かが待ち受けているような気がして、波やよくない視界、不慣れな器材などで不快感を覚えることになると思います。

しかし、ナイト・ダイビング中に多少のストレスを感じるのはごく普通のことです。それとうまく付き合うことができれば楽しみと興奮に変わります。

ストレスの回避

  1. 慣れた器材を使用すること
  2. 波がある場合など悪いコンディションの時は潜らない
  3. 信頼のあるインストラクターにガイドをしてもらう
  4. 日頃よく潜るポイントで行なう

これらの対処をすることで心理的なストレスは大幅に減るでしょう。

また、トラブルや発生したり、過度な不安を感じるとストレスはより大きくなります。

まず活動を停止して、考えて、そして行動に移すことです。そして、呼吸をゆっくりと、深く、規則正しくします。

水中ライトのトラブル

予備のライトを持っていれば、いったん止まって、予備ライトに切り替え、ボートや岸に戻ってダイビングを終了することを推奨されています。

もし予備のライトも故障もしくは紛失した場合は、バディの予備ライトを借りて使います。

万が一バディのライトも故障して1本だけになった場合は状況を見てすぐに浮上するのが最善の方法です。

バディとはぐれたら?

バディとはぐれたと気づいたら、バディの水中ライトの明かりを捜します。

1分間捜して見つからない場合は、慎重に水面に浮上します。

水面に浮上したらBCDに空気を入れて不良を確保します。

はぐれた場合の打ち合わせをあらかじめしておけば、バディと水面で落ち合うことができます。

方向感覚を見失ってしまったら?

目標用のラインがなく、浮上や潜降のときに水中で方向感覚を失ってしまったら、レギュレーターから吐き出される空気の泡をよく見て、上下方向をの感覚を取り戻します。

水底では、自分の位置を確認するために、コンパスや自然の目標物を利用します。

方向感覚が戻らないようならバディとともに浮上し、位置を確認し、タンクのエアと時間に余裕があれば再びダイビングを再開します。

 

ナイトダイビングの疑問

資格はいるの?

特別な資格は必要ありません。Cカードと好奇心があればOK!必要ならスペシャリティと呼ばれる「夜の海に安全に潜る知識」など更に深く学ぶことができます。

 

必要な器材は?

最初にも書きましたが「水中ライト」は必須です。予備ライトもあるとなお良いですが、最低1つは持っていきます。自分の位置を示すためにショップの準備でケミカルライトをタンクにくくりつける場合もあります。水中ライトについては別記事で紹介しています。

水中ライトの選び方

気を付けることは?

特に落し物に気をつけましょう。カメラやアクセサリー類はBCジャケットにコイルなどにしっかりとつないでおきましょう。また水底や足元にも注意をはらい、ガンガゼなどの夜行性の生き物も活発になっているので岩に手をつく時は確認しましょう。

 

最後に

ナイトダイビングどうですか?

僕も最初は怖いという気持ちも少しありましたが、どうなっているんだろうという気持ちの方が強かったです。

エビカニ好きな僕は夜行性の彼らの行動も見れるので楽しみの1つです。

夜光虫という光るプランクトンもきれいですよ。

機会があったら一度経験してみてはどうでしょう?

それでは楽しいダイビングライフを!

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