どうもあっきーです!
水底と言っていますが海の底の部分ってどうなってるか知ってますか?
たいていは砂地だったりするんですが、それがどうしたのかというと海の中は意外な危険が潜んでいるんですよということを今回お話ししたいと思います。
水底の構成
ダイビング中は基本的には水底の近くにいることが多いものです。
ポイントによって変わってきますが大体20メートル前後あたりが面白いものが見れるためです。
水底の構成はダイバーに影響を与え、水底の構成によって動き方も変わってきます。
水底の構成は大きく分けて
- シルト(砂より細かく土より荒い沈泥)
- 泥
- 砂
- 岩
- サンゴ
- 植物
になります。
これらはさまざまな生物の棲み家になっていて観察して楽しむことができます。
水底に潜む問題点
水底がシルトや泥だと簡単に巻き上がってしまい、エントリーやエキジットのとき、あるいは水中で動いている時に注意が必要な場所もあります。
水底が柔らかい泥だと、歩いてエントリーするとき足が沈み込んでしまいます。
柔らかいシルトや沈殿物に何かをおとしてしまうと、中に入り込んで見つからなくなってしまうかみしれません。
また、前のほうに注意していないと、埋もれている木や人工の物体や水中生物に絡まってしまう恐れがあります。
その他、岩やサンゴで切ったりすりむいたりする恐れもあります。
こうした水底に潜む問題点を知っておくことで多くが回避できることです。
経験を積んでいくことで水底の構成がある程度予想できるようになります。
いつも油断せずに、着底するときは、手や足の着く場所に注意し、落ち着いて行動するようにしましょう。
別の理由からも水底に注意する必要があります。水中の生物の中には非常にデリケートなものがいて、ちょっと触れただけでもダメージを与えてしまったり、殺してしまう場合があります。
なので水底に気を付けるということは自分自身のトラブルを避けるのと同時に環境へのダメージを最小限にするということでもあります。
最後に
ガイドが何かおもしろいものを見せてくれるときなどその場で止まったりするとき、または狭いところで順番待ちをするときなど足をつきたい場面があるかと思います。
着底するときは底の砂を巻き上げないようにゆっくりと忍者のごとく足をつきバランスを保って降りましょう!
あとは基本的なことですが、浮力をしっかり調節し、中世浮力をとってオクトパスやゲージ類を引きずらないようにし、泳ぐときは足が下がらない流線形を意識しましょう。
それでは楽しいダイビングライフを!