どうも。あっきーです!
今回はアクセサリー類についてということで、21℃以下の冷たい海でダイビングするときには、身体だけでなく頭や手足も保護する必要があり、水温に関係なく、ダイビング時はいつでも必要だという人もいます。
また冷たさだけでなく、切り傷や擦り傷から肌を守る役目もあります。
手足や頭の保護には、フード、グローブ、ブーツなどウェットスーツのアクセサリー類を用います。
ここではこの3つについて紹介します。
フードの種類と役目
頭から失われる熱は全体の体温の75%にも相当します。
21℃以下の水温でダイビングするときは必ず必要になります。
そしてフードは頭を擦り傷などから保護する役目にもなります。
注意してほしいのは、きつすぎるフードは首の血流を妨げ、頭がフラフラする原因になります。
そのままフードをかぶっていると、気が遠くなったり、意識を失うことすらあります。
なのできついフードを無理にかぶらずフィット性とかぶり心地を考慮して購入しましょう。
冬のダイビングには必須アイテムだよ!
グローブの種類と役目
- 素材:
- ダイビンググローブの一般的な素材には、ネオプレンが使われます。ネオプレンは柔軟で保温性があり、水の浸入を最小限に抑えることができます。一部のグローブは補強されたポリマー材料やケブラーなどを使用していて、耐摩耗性が向上しています。
- 厚さ:
- グローブの厚さは、主にダイビング環境の水温に応じて選びます。寒冷な水域では、より厚いグローブが必要です。一般的に、グローブの厚さはミリメートル(mm)で表され、2mmから7mmの範囲があります。
- スタイル:
- フィンガーレス(指が露出している)、フィンガーグローブ(指が覆われている)など、さまざまなスタイルのダイビンググローブがあります。フィンガーレスのグローブは細かい作業に向いており、フィンガーグローブは保温性が高いため寒冷な水域で好まれます。
- フィット感:
- グローブは手にしっかりとフィットする必要があります。緩すぎたり、きつすぎたりすると操縦性が損なわれる可能性があります。適切なサイズを選び、手首部分にはしっかりとしたシールがあるか確認することが大切です。
- 活動範囲:
- グローブの選択において、ダイバーの活動範囲も考慮する必要があります。例えば、写真を撮る場合や器材を操作する場合は、指の動きが必要なため、フィンガーレスのグローブが適していることがあります。
手には保温効果がある脂肪があまりついていないため、体温の低下が起こりやすい部分です。
冷たい水の中で手を保護しないでいると、指先がしびれて、うまく動かせなくなります。
こうなると水中での器材の操作がスムーズに行えなくなってきます。
水温の高いところでも、しばらくすると手がふやけて、すり傷、切り傷、刺し傷などをうけやすくなります。
以上の理由からダイビングをするときは必ず手を保護する必要があります。
たとえグローブをしていても水中のものをむやみに触れば、生地を貫通して手を切ったり刺されたりすることがあるので水中の環境を守ってダイビングを楽しみましょう。
海外のリゾート地では好奇心から色々なものを触らないようグローブ着用が禁止されているところもあります。
デザインも色々なものがあるので気に入ったものを選ぶといいと思います。
グローブの暑さはそれぞれの好みで!
ブーツの種類と役目
- 素材:
- ダイビングブーツは通常、ネオプレン素材で作られています。ネオプレンは柔軟で保温性があり、水中で足を温かく保つことができます。一部のブーツには補強されたトウキャップやソールが付いていることがあり、これらは足先や足裏の保護に役立ちます。
- 厚さ:
- ダイビングブーツの厚さは、潜水環境の水温に応じて選ばれます。寒冷な水域では、より厚いブーツが必要です。一般的に、ブーツの厚さはミリメートル(mm)で表され、3mmから7mmの範囲があります。
- スタイル:
- ローカット、ハイトップ、ブーティ、ブーツとフィンが一体になった形など、さまざまなスタイルのダイビングブーツがあります。スタイルの選択は、潜水者の好みや使用状況によります。一般的に、ハイトップやブーティは足首まで覆うため保温性が高く、ローカットは動きやすさがあります。
- フィット感:
- ダイビングブーツは足にしっかりとフィットする必要があります。緩すぎると水が入り込み、保温性が損なわれる可能性があります。逆にきつすぎると快適なダイビングが難しくなります。ブーツの適切なサイズを選び、必要に応じてジッパーやフック&ループなどで調整できるものを選ぶと良いでしょう。
- ソールの特徴:
- ブーツのソールは、潜水時に足元の安定性を提供するために重要です。一部のブーツには滑りにくい素材やグリップが付いているものもあります。特に岩場や泥のある海底での潜水において、しっかりとしたグリップが安全性を高めます。
暖かい海だけでダイビングをするという人でもブーツは着用した方が、水に入るときや出るときにビーチにある石やサンゴで足を切ったり、すりむいたり、アザなどをつくったりしないよう足を保護できるので望ましいと思います。
ビーチエントリーのダイビングならブーツは履いていた方が安全だよ!
オーバーヒートに注意
ウェットスーツ、ドライスーツ、その他のアクセサリー類はいずれも保温性が高いので、暖かい日に陸上で身に着けていると、身体がオーバーヒート(暑さ負け)してしまいます。
これを避けるために以下の点に注意します。
- 保護スーツは、器材のセッティングなど、水に入る準備が整ってから着ます。(腰のあたりまではいておくのでもいいと思います)
- いったんスーツを着たら、できるだけ動かないようにします。
- できるだけ直射日光に当たらないようにします。
- フードはできるだけ水に入る直前まで外しておきます。
- ジャケットのファスナーは水に入る直前まで開けておきます。
- 身体があつくなってしまったら、水に入って身体を冷やすか、ダイビングボートにあるホースで水を浴びます。
最後に
アクセサリー類の役割と大切さが伝わったでしょうか?
保護スーツの記事はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
ダイビング用保護スーツ完全解説:選び方と必知ポイントそれでは楽しいダイビングライフを!