水中のリスクをカバー!バディダイビングの基礎と心構え

どうも。あっきーです!

今回はバディダイビングについてです。

スクーバダイビングでは同行者のことをバディと呼びますがレジャーでのダイビングは「2人1組でのダイビング」が大前提で単独でダイビングをすることは許可されていません。

普段はツアーやリゾートなどを訪れた時はグループなどでまとまってダイビングをすることがあたりまえで、なかなか考えたことはないかと思います。

そんなバディダイブの基礎と大切さについて話をしたいと思います。

 

単独潜水によるリスク

主なダイビング事故の要因は

  • エア切れ
  • 水中での拘束
  • 器材の故障
  • 体調の変化(悪化)
  • 漂流

などがあります。

単独でもバディダイブでもこれらのリスクはありますが、助かる確率を考えたときに、バディシステムを遵守して潜っていた場合の方が高いと思います。

過去の潜水事故の事例を見たときに上記のような事故が起こった時、単独でダイビングをしていた方は残念ながら亡くなってしまうケースがほとんどでした。

バディダイブはこれらのリスクをお互い補い合うことができる点が優れています。

バディシステムはお互いのトラブルに対応できるようにする手段ですが、あくまでそれぞれ個人が自己管理できていてこそのバディシステムです。

片方またはお互いが「何かあったら助けてもらえる」というような考えでは万が一の場合対処できないでしょう。

欧州などはCカードの取得後は自己管理、自己責任が徹底していて自分自身の安全は自分で確保するという考えが根付いているそうです。

反対に日本ではガイドやインストラクターのサービスにおんぶにだっこで、良く言えばサービスが行き届いていると言えますが、悪く言えば過保護で、なかなか一人立ちできないような現状があると思います。

 

バディダイブマニュアル

本来バディを組むなら仲のいい友人や恋人などを選びたいところですが、ダイビング旅行スケジュールを合わせるのは正直難しいことでもあります。

海外でのダイビングとなると、日本人は僕も含めて一人での参加がほとんどなので行った先で自然と話すようになります。それもそれでいいと思います。夫婦でダイビング旅行に来てる人とか見るとめちゃめちゃうらやましいですね(笑)

バディとはコミュニケーション!

グループダイビングの中で、その場で新たにバディを組む場合、その人のことを少しでも知るために色々聞いてみましょう!

今までのダイビングのこと、どんな生物が好きなのかなど、同じ趣味で集まった人たちだけなので話題は尽きないでしょう。

器材セッティングを一緒に行おう!

バディとはなるべく近くでセッティングを行うようにしましょう。

器材セッティングの速さや手際の良さでベテランダイバーかどうかわかります。

もし自分自身が初心者で時間がかかるときは一言伝えておいたり、必要なら手伝ってもらいましょう。

安全チェックをしよう!

セッティングが終わったら、タンクのバルブを開けてエアが入っているか確認しましょう。

普通なら残圧は200barは入っています。

レギュレーターやオクトパス、BCDのインフレーターの動作に問題がないかお互いにチェックしましょう。

エントリー直前の最終チェックをしよう!

器材を全て装着して、エントリーする前に忘れ物はないか?(カメラ、ライトなど)

タンクのバルブはちゃんとあいているか?

マスクの間に髪の毛が挟まっていないか?

などをお互い向き合って確認しあいましょう!大切なことです。

器材を背負う時はタンクが重いのでバディが後ろから支えてあげるとスムーズに装着できると思います。

またビーチエントリーの時など足元が悪い場所でフィンを履く時はバディの肩につかまって片足ずつ履くと安定します。

ダイビングを楽しもう!

エントリー、潜降は同時に行い、その後はガイドの後ろを横並びで泳ぐようにするといいと思います。

ちらちらバディに目を配らせて泳ぎに変な様子はないかなどを見ましょう。

写真を撮るときは順番で独り占めはしないように。

しっかり最後の安全停止から浮上まではバディと共に行動しましょう。

大物を見れたときはダイビング後の話が盛り上がりますね♪

 

最後に

バディダイブいかがでしたか?

バディとの距離感は数値化した明確な決まりは特にありません。

自分のバディにトラブルが起きた時、自分はどのくらいの距離で助けに行けるかを頭でシミュレーションしてみて実際に試してみるのもいいかと思います。

僕もいつか最高のバディに出逢える日を願ってこれからもダイビングを続けていきたいと思います。

それでは楽しいダイビングライフを!

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