海中でインターネット?KDDIのLED光無線通信技術テクノロジーが近未来すぎる!

どうもあっきーです!

すぎょい!

KDDIが「無線通信の技術を使って海中でスマホを使えました」という成果が上がってきました。

今回はこの実験結果と技術について、そして今後のダイビングの未来を妄想したいと思います(笑)

聞きなれないキーワードについては補足を入れてわかりやすく説明していきます。

青色LED光無線通信とは?

青色に光る発光ダイオードを用いた通信技術です。

水中では減衰率が比較的低い水準にあり、2019年10月2日この技術を使って海中のスマートフォンと通信できたのはKDDIが世界で初だそうで、日本の技術力を発揮しましたね。

発光ダイオード
電圧を加えると光る半導体のひとつ。英語で「Light Emitting Diode」と表記され頭文字をとってLEDと呼ばれます。発光ダイオード=LEDです。

減衰
減衰(げんすい)とは振動を弱める働きのことを指します。減衰率とは電波や音波が海中を1m進むごとに弱くなる割合をあらわします。

今回の実験の背景と結果について

音波と電波

「海中では電波は使えない」というのが従来の常識でした。

電波は周波数が高くなるほど減衰率は一気に高くなり陸上では遠く届く電波は海中では弱くなってしまいます。

海底地形図を作るときや潜水探査などで無線通信を行なう時は音波を使っています。

一般用途で使えないか?

以前から専門家の間で知られていたLED光無線通信技術をスマートフォンという一般の用途で使えないか?という発想のもと行なわれました。

水深5mでの通信に成功

通信の精度は濁りによって変わるようですが、水深5mでのライブ配信とSNSメッセージの配信に成功しました。

現在は大型の受信機が必要ですが、今後小型化できればさらに加速していき、ゆくゆくは海中Wi-Fiスポットと呼ばれる場所が開設されるかもしれません。

この実験の詳細は、CEATEC 2019のALANコンソーシアムのブースに展示されました。

ALANコンソーシアムとは、海中光技術で世界をリードし新たな市場創出や社会課題の解決を目指す団体です。

こちらの動画では伊勢海老が映し出されています。

2019年から2024年での進展

2024年1月の段階で、KDDI総合研究所は、光ファイバー無線技術の多重数を拡張することで、1本の光ファイバーで伝送する無線信号の数を当社従来技術比で6倍とし、世界最大となる576チャンネル分・総容量1.3Tbpsの伝送実験に成功しました。

これは、Cell-Free massive MIMO技術の基地局アンテナを多数設置するにあたり必要な光ファイバー数を大幅に削減できることを示すもので、Beyond 5G/6Gに向けた無線ネットワークの構築を低コスト化できることが期待されます。

また、香川大学、NEC、サンテック、古河電気工業と共同で、Beyond 5G超大容量無線通信を支える空間多重光ネットワーク・ノード技術の研究開発に着手しました。

この研究では、光ファイバー無線技術を用いて、多数の基地局アンテナを1本の光ファイバーで収容するだけでなく、光ネットワークの中で無線信号のルーティングや変換を行うことで、より柔軟で高性能な無線ネットワークの構築を目指しています。

今後のダイビングの未来について

ここからは僕自身が考える「もし海中で自由にギガが使えるようになったら」について話したいと思います!

ガイドがいらなくなる

これはガイドに申し訳ないですが言い換えると、セルフダイビングがより楽しくなると言った方が合っているかもしれません。

以前紹介したカメラを向けると魚の名前が表示されるスマホアプリが存在しますが、これが常時ネットにつながることによって更に情報量を増やして便利な使い方ができるようになると思います。

次に常に現在地を特定できればダイビング中に

「このあたりではこんな魚や生物が見れますよ!」

的なことを動画や画像で案内をしてくれるとかできるんじゃないかなと思います。

ライブ配信でその瞬間に立ち会う

海中でのコミュニケーションが向上します。

ダイバー同士やインストラクターと生徒、陸上の人と海中の人など、様々な関係者がスマホやタブレットなどのデバイスを使って、文字や音声、画像や動画などの情報をやりとりできるようになります。

これにより、海中での安全性や楽しさが高まります。

今までは撮影してきたものの録画でしか見れなかったものを、生物の産卵や大物の出現を待つということを配信者と一緒の気持ちでリアルタイムに楽しめるになるんじゃないかと思っています。

やっぱり動画を撮って編集して出したものと、今その瞬間そこで起きていることは温度差がだいぶ違うと思うので海中でコメントとか送りながら会話ができたらかなり楽しいと思います。

サービスやビジネスの幅が拡大する

海中でのサービスやビジネスが拡大します。

ダイビングショップやツアー会社は、海中でのスマホやデバイスのレンタルやサポートなどのサービスを提供できるようになります。

また、海中での写真や動画の撮影や編集、海中でのガイドやレッスン、海中でのイベントやパーティーなどのビジネスを展開できるようになります。

これにより、海中での魅力や価値が高まります。

最後に

このニュースを聞いたときはどんどん時代は進化しているなと感じました。

多分僕の妄想もいつか現実になるときがくると思いますよ!

そうなったらダイビングの醍醐味アップですね。

めちゃめちゃ楽しみです。

それでは楽しいダイビングライフを!

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