どうも。カメラを新しく買い換えたい男あっきーです!
水中での写真撮影ムズイですよね~。。。頭ではこんな感じあんな感じって思っていてもなかなかそうは撮れないです。
てことで今回はそんな水中での写真撮影を今より少しでも良くするため意識すべきポイント&アクセサリー類について紹介します。
これを読んで「奇跡の1枚」を写し出せるよう頑張りましょう!
では内容に行きましょう!
1.自然光をとらえ光の向きを考えてみる
順光
光源がカメラの後ろにあり、被写体の正面から光が当たっている状態で、全体をワイドに捉えて撮りたい時、浅瀬で水中全体の景観を写したい時に活用します。
逆光
光源が被写体の前にあり、カメラの正面から光を受ける状態で、明暗差により被写体が影になりやすいので、シルエットを強調したい時に活用します。
斜光
光源が被写体の斜め上にある状態で、沈船ポイントでの船体の影が印象的に写るシーンや、地形ダイビングでの頭上から差し込む光などで活用します。ドラマチックに写ります。
2.カメラ設定を変えてみる
ホワイトバランス
ホワイトバランスとは、カメラが白を白ととらえて写し出すための補正のことです。
肉眼では一見透明に見えますが、太陽の光には赤、燈、黄、緑、青、藍、紫の7色の光が集まっています。
深度を増すごとに赤や燈など波長の長い色は他の色より、より早い段階で水中で色が吸収されていきます。
なのでカメラを陸上での設定のままだと青みがかった写真になってしまいます。
水中撮影に適したカメラには「水中モード」という水中での撮影に適した設定があるので、こちらに設定しておけば補正してくれます。
露出補正
実際の目で見たときとカメラのモニターとで若干暗い場合があります。
露出補正(ISO)の値がプラス1.0だと明るく華やかな、マイナス1・0では暗く落ち着いたような雰囲気の写真になります。
自分のイメージにあった見え方になるよう調節してみましょう。
3.外部ストロボを利用してみる
ホワイトバランスの時に説明しましたが、深度を増すごとに色と光を吸収されてしまう水中では、被写体本来の色を写し出すためにストロボなどで光を補ってあげる必要があります。
コンデジ内蔵されているフラッシュは正面からのみ、かつ光量も物足りなさがあります。なので外部ストロボが効果的です。
光量が内部ストロボより多く、アームを活用すれば光の当てる方向も任意に変えることができるので、深場でも色彩のいい写真が撮れます。
4.水中ライトを使ってみる
暗所やナイトダイビングなどでも使える何かと便利な水中ライトは撮影のための外部光源にもなります。
ストロボが撮影する瞬間発光するのに対して、水中ライトは常に発光しているので、被写体の撮影イメージをつくりやすいです。
ですが、光量や照射範囲はストロボのほうが強いので目的やシーンよって使い分けるとさらに奥が深くなります。
水中ライトに関しては別の記事で紹介しています。
5.距離感を把握し撮影モードを変えてみる
マクロモード
マクロモードとは被写体に近寄ってクローズアップ撮影をしたい時に役に立つ機能です。
普通のモードでは近寄ったときにピントが合わない小さな被写体もマクロモードに設定することでくっきり写し出すことができます。
特にオリンパス製のTG-5は「顕微鏡モード」と呼ばれ、被写体から数センチの距離でもピントを合わせられます。
その名の通り人間の目ではよく確認できないほどの小さな生物をくっきり写し出してくれます。
ウミウシ、エビカニなどを被写体としたいダイバーは持っていて損はない一品です。
6.ワイドレンズを使ってみる
「ワイドコンバージョンレンズ」と呼ばれる、ハウジングの外側に装着して使う広角の拡張レンズを使えば、被写体に近づいて撮影しても広い範囲が写せて、奥行きがあるダイナミックな1枚に仕上がります。
「この位置からこの被写体を入れて背景も撮りたい。けど入らない。」
そんな瞬間に役に立ちます。
7.個性派レンズを使ってみる
同じようにハウジングに取り付けてユニークな1枚が撮影できるレンズもあります。
虫の目レンズ
虫の目からみた世界を再現すべく、小さな生物も画面いっぱいに写すことで、迫力のある写真に仕上がります。
宙玉レンズ
被写体を小さな玉の中に閉じ込めたような不思議な写真が撮れるレンズです。
オリンパスTGシリーズ専用に設計され、ハウジングに取り付けてマクロモードに設定することで撮影できます。
最後に
水中撮影テクニック参考になったでしょうか?
被写体そのものだけにとらわれず、それを取り巻く環境、背景、光の入り方を考えながらシャッターを切ってみると今までとは違う雰囲気の写真が撮れるかもしれません。
くれぐれもカメラに夢中になりすぎて水中ではぐれないように(笑)
それでは楽しいダイビングライフを!