どうも。あっきーです!
みなさんはどんなダイビングスタイルが好きですか?
僕は生物も好きですが、順位をつけるなら一番は地形ダイビングです!
最初は魚を見たくてダイビングを始めた僕ですが、地形ポイントでダイビングをしたときに湧き上がる感情を今でも覚えています。
今回はそんな楽しい地形ダイビングに関しての知識を話したいと思います。
地形の種類
一言に地形と言っても形状や特徴によってそれぞれ呼び名があります。
クレバス
頭上が塞がっておらず、リーフとリーフの隙間でできた地形を指します。
水中の迷路のような感覚でわくわく感があります。
アーチ
岩礁やサンゴ礁に穴が開いた地形を指します。
入口から出口が見えており、通り抜けられるようになっていることが多く、比較的に安全に潜ることができます。
下から見ると人の表情に見えたりするポイントもあって面白いですね。
ホール
アーチと比べると入口から出口までが遠めで、横穴や縦穴の空洞のようになっているものを指します。
L字型になっているものが多く、ホールを抜けていくと、頭上から太陽の光が差し込んでくるのが見えます。
夏場の地形ダイビングはこの太陽の光が強いので凄くきれいで神秘的です。これを見たいがためにダイビングに行くまでありますね。
ドロップオフ
断崖絶壁の岩場やサンゴ礁の地形を指します。
場所によっては5mくらいから下は一気に水深数百mまで落ち込んでいるところもあります。
ドロップオフの地形は比較的潮の当たりが良いので、水中の生物が多く棲息しています。
ドロップオフを潜る場合は深度をコントロールできる中性浮力のスキルが必須になりますね。
オーバーハング
リーフと呼ばれるサンゴ礁や岩礁でできた大きな根の一部が洞穴のように掘れている場所を指します。
ここには暗闇を好む生物が多く棲息しています。フィッシュウォッチングとしても人気の地形です。
暗い水中でのコミュニケーション
地形ダイビングでは基本的に頭上が塞がれた状態が多いため、光が届かなく、暗めになります。
基本的にオープンウォーターで習うハンドシグナルで大丈夫ですが、プラスアルファで水中ライトを使い、自分の手を照らしながらハンドシグナルを出します。
水中ライトで「OK」サインを出すときはクルクルと円を描くように回すことでOKのサインになります。
水中ブザーなど音が出る機器を使ってコミュニケーションをとる場合は、陸上であらかじめ決めておく必要があります。
鳴らした回数によって何の合図なのかみんながわかるようにするためです。
1回ならすと集合、3回鳴らすと注目・・・etc
水中ブザーについては別記事で紹介しているので併せて読んでいただければと思います。
もしもの時に役に立つ!スクーバダイビング用セーフティグッズについて地形に棲息している生物
比較的暗い場所なので、夜行性の動生物を日中にも見ることができます。
エビ・カニ・ヤドカリなどの甲殻類や、イカ・タコなどの頭足類などです。
夜行性ではありませんが、暗い場所を好む魚もいます。イットウダイ科やハタンポ科の目の大きな魚は群れを作って棲息していることが多いです。
エビ・カニ類の生態については記事で紹介しています。
多種多様!エビ&カニの生態について地形ダイビングでの注意点
中性浮力を常に維持し生物を傷つけない!
暗い環境のため水中ライトで照らさないと見えない生物もいます。
水中生物を傷つけないようにフィンキック、着底には十分注意しましょう。
見えないのはそこに居ないわけではありません。これはすべてのダイビングに共通して言えることです。
バディ・チームとの距離感と位置取りを意識する!
基本的にバディとは横並びが一番最適です。
ですが地形の状態によってダイバー1人分の幅しかない場合、バディとは前後1列になって進みます。
その際付かず離れずの距離を保って泳ぐようにしましょう。
近いと前の人のフィンで蹴られてマスクが外れてしまい、狭く暗い場所ではパニックになる恐れがあります。
器材・保護スーツに注意!
狭く暗い場所であるため思わぬけがを避けるためウェットスーツはワンピースを推奨します。
周りは岩で、動きが制限されやすいので肌を露出しているとぶつかってけがをする恐れがあります。
また飛び出したリーフの根などにホースが引っ掛かりレギュレーターが外れたりしないよう周りを見渡すように気を付けて慎重に進みましょう。
最後に
地形ダイビングについて参考になったでしょうか?
地形ダイビングは男の冒険心を駆り立てます。
暗い洞窟を抜けた先の降り注ぐ光のシャワーで見えるブルーのコントラスト!
まさに地球に潜っているような感覚になります。
ここに宮古島での地形ダイビングの動画を載せておくので参考がてら見てみてください。
それでは楽しいダイビングライフを!