水中の動物より植物のほうがはるかに簡単に近寄ることができます。
種類としては冷水域でみられるジャイアント・ケルプと呼ばれるものや、淡水の川や湖に生育している小さな藻や水草に至るまで様々なものがあります。
植物は水中動物にとって食べ物であり棲み家にもなっているので、そのような環境では色々な生物を見ることができます。
植物の種類によっては水中でダイバーに絡まってしまう危険があります。
オクトパスやゲージ類ブラブラさせないで前方をよく見て、密生している場所に入り込まなければ引っかかったり、絡まったりする危険性を回避できます。
万が一、植物に引っかかってしまったら、とにかく落ち着くことです。
引っかかったと感じたらすぐにそのままの向きで後ろに戻ります。向きを変えてひねったりすると植物がより絡まってしまう危険性があります。バディが近くにいれば助けを借りて取り除きます。
もがいたり、力ずくで抜け出そうしてはいけません。
前に水中の生物へのダメージは最小限にとどめると記述しましたが、やむを得ない場合は茎を曲げるか折って抜け出します。