どうも。あっきーです!
今回はダイビング用カメラについて選ぶ際、どんなカメラが向いているのかについて紹介したいと思います。
水中の見たものを心に刻むのもいいですが、どうせならカメラで水中を撮影するとまたひとつ楽しみも増えますよ。
せっかくだから思い出に海の中の写真を撮りたいな!
今じゃほとんどみんな何かしらのカメラを持ってダイビングしてるよね!
デジタルカメラの4タイプ
コンパクトデジタルカメラ
一般的な「デジカメ」とか「コンデジ」と呼ばれているタイプのカメラです。
片手で持っても疲れない軽さと手のひらサイズのものが大きさほとんどです。
また専門的な知識はいらず、初心者でも手軽に撮影を始めることができます。
メーカーによっては防水性能の高さから水中でもそのまま使えるタイプのものもあります。
メリット
- 小型で軽量なので持ち運びやすい
- 高画質で美しい写真が撮れる
- ズームやマクロなど多彩な撮影モードがある
- オートモードやオートフォーカスなど初心者でも簡単に撮影できる
- フィルターやWi-Fiなど便利な機能が搭載されている
デメリット
- レンズ交換ができない
- スマホカメラとの差別化が難しい
- バッテリーの持ちが悪い
- ファインダーがない場合が多い
- 一眼レフに比べてボケ感が出にくい
ミラーレス一眼カメラ
主に「軽さ」が特徴です。
次に紹介する一眼レフと比べてレンズの種類は少ないですが、レンズ自体も小さく設計されていて、コンパクトデジタルカメラより高画質な写真が撮影でき、重量も一眼レフに比べ軽いので手軽に持ち運ぶことができます。
やや技術は必要ですが一眼レフよりは失敗写真が少ない印象です。
メリット
- 高画質で美しい写真が撮れる
- 小型で軽量なので持ち運びやすい
- カラフルでおしゃれなデザインが多い
- 一眼レフに比べて安価に購入できる
- AI搭載で高性能な撮影ができる
デメリット
- バッテリーの持ちが悪い
- 交換レンズやアクセサリーが少ない
- 液晶画面でしか被写体を確認できない
- 一眼レフよりも背景をぼかしにくい
- 画質では一眼レフに劣る場合がある
一眼レフカメラ
交換できるレンズの種類が豊富で様々な機能を備えているプロカメラマン愛用の最高峰モデルです。
かなりの専門知識が必要になりますが、使いこなせば思い通りの写真をその手に収めることができます。
ただしカメラ重量は1kgを超えるものも。。。
メリット
- 画質が高く、きれいな写真が撮れる
- ファインダーをのぞいて、直接被写体を見ながら撮影できる
- 交換レンズやアクセサリが豊富
- センサーサイズが大きいほど、ボケがきれい
- バッテリー消耗が少ない
デメリット
- 大型で重い
- ミラーショックによる画質低下
- 完成形の写真がイメージしにくい
- 高価になりやすい
一眼レフは鏡を通じてレンズからの被写体を反射させ、そのまま光学ファインダーを通して見るのでその瞬間を撮影できるのです。
アクションカメラ・ウェアラブルカメラ
手軽に動画を撮影できるのが特徴で、草分け的な存在でもあるゴープロがこのカテゴリに属します。
手軽さを売りにしているので、重量、コンパクトさはダントツで、また、ボタン一つで撮影ができます。
アクションカメラのメリットとデメリットを箇条書きで教えると、以下のようになります。
メリット
- 防水性や耐久性が高い
- 小型で持ち運びやすい
- 操作が簡単
- 手ぶれ補正機能がついている
- 超広角レンズで自撮りしやすい
デメリット
- バッテリー稼働時間が短い
- 高画質は熱暴走しやすい
- センサーサイズが小さいため暗所ノイズが多い
- 背景をボカすなどの細かい調整は不向き
- ズーム機能がほとんど搭載されていない
厳選スクーバダイビング用おすすめカメラ
ダイビングにはハウジングと呼ばれる防水カメラケースも必要になってくるので併せて載せておきます。
OLYMPUS(オリンパス) Tough TG-6
水中コンデジはこれ1強ではないかと思うくらい最強のコンデジです。
ワイドもマクロもこれ1本で済んでしまうほど頼りがいのあるカメラです。
特に「顕微鏡モード」が凄くて、被写体とくっつくくらいまで寄ってもしっかりピントが合い繊維の一本をも綺麗に映し出すほどです。
また水中での景観に特化した「水中モード」も備えておりまさにスクーバダイビング用カメラと言っても過言ではありません。
5からの変更点は、ディープ、標準、浅瀬と水深に合わせてホワイトバランスを細かく設定できるようになりました。
より本来の色を写し出すことが可能です。
ハウジングは6専用が用意されていますが、5用でも使えます。
OM SYSTEM Tough TG-7
2023年10月13日発売のタフシリーズの最新機のTG7です。
製品そのものは前作TG-6からの後継機になるのですが、オリンパスの名は消えています。
というのも2020年にオリンパスの映像事業部門がOMデジタルソリューションズとして分社化され、2021年にはOMシステムという新ブランドを発表したためこれからはそう名乗るようになったのです。
- 防水15m、耐低温-10℃、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgfという高いタフ性能を持ち、さまざまな環境で撮影できます。
- 1200万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーとF2.0-4.9の明るいレンズを搭載し、高い画質と低照度性能を実現しています。
- 顕微鏡モードや水中モードなど、ネイチャーシーンで活躍する強力なマクロ機能を備えています。
- センサーの幅をフルに使った4K/30p動画や縦位置動画も撮影できます。
- USB Type-C端子からのバッテリー充電やBluetoothリモコンに対応し、使い勝手が向上しています。
- GPSやフィールドセンサーシステム、工事写真用機能など、撮影データの収集や管理に便利な機能が充実しています。
Panasonic LUMIX FT7
パナソニックから発売されているアウトドア特化型のコンデジです。
特徴はハウジングなしで水深31メートルまで持って行ける点です。
レジャーダイビングでは20メートル前後のダイビングがほとんどなので十分な性能だと思います。
厚手のグローブをしてしまうとボタンが押し込みにくいと感じることはあると思いますが、カメラそのままで構えた状態なので水中でも感覚がわかりやすいと思います。
水中モードに加えてビーチ&サーフモードもあるので海辺のシーンでの使い分けもできます。
ファインダーもついているので、しっかり覗き込んで撮影することができます。
Nikon COOLPIX W300
一眼レフメーカーの大手ニコンから出ているコンデジです。
有効画素数は1605万画素で、特徴はハウジングなしで水深30mまで防水が対応可能なことです。
30mならほとんどのダイブに対応できるので、本体だけでダイビングへ持ち出せる身軽さは魅力ですね。
ムービーは4K動画が撮影可能でタイムラプスの撮影も簡単にできます。
その他うれしい機能としてカメラはオフの状態でLEDライトだけで点灯させることができるのでちょっとくらいところを照らしたりするときに助かります。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
圧倒的な高速連射&オートフォーカスで高速で動く被写体をフレーム内に収めつつ撮影が可能です。
またプロチューンにより人の反応のタイムラグを補い、瞬間を逃さないなどその他色々な機能が詰まっています。
2024年現在は更なる後継が発売していますが公式水中ハウジングはこのマークⅡまでとなっているので最初に始めるなら揃えやすいと思います。
水中写真を本格的に始めようとステップアップを考えている方、カメラについてもっと詳しく勉強したい方はこれからどうでしょうか?
Nikon(ニコン) D850
有効画素数4575万画素やフルフレーム4K動画撮影が可能など、まさにその瞬間を切り取ったような素晴らしい撮影ができます。
難しい点は、設定を反映した画面を見せてくれるミラーレス機と違いマニュアルで撮る場合は撮り手の経験と技術が必要になります。
そして質量が本体で約1キロとずっしりきます。
長年のカメラ愛好家か、これから本気でカメラの世界を究めたい方は是非!
GoPro HERO12 BLACK
- 片手に収まるコンパクトなサイズでありながら、5.3K60+4K120の高解像度映像
- HyperSmooth 6.0というビデオブレ補正機能を搭載、水平ロック機能を使えば、カメラが傾いても水平に保たれた映像を撮影できる
- 耐久性が高く、水深10メートルまでの防水性能
- さまざまな便利な機能とアクセサリー
最後に
カメラの種類と選び参考になったでしょうか?
体感としてダイバーのほとんどがTough TGシリーズを持って潜っている印象です。
僕が持っているTG2はあっという間に7まで来てしまいました笑
コンデジも今や一眼に勝るとも劣らない性能まで進化しています。
価格も機能面を考えるとコスパもいいので、まだ購入を考えている方はコンデジから始めてみてはどうでしょうか?
それでは楽しいダイビングライフを!